めちゃスリム！ベルロイのSlim Sleeve walletを1年使い続けた感想
愛用しているBellroyの財布「Slim Sleeve Wallet」が使い始めてからそろそろ1年経つので、長期レポートを軽く書いてみようかと思う。個人的に、財布は気に入った1つのものを長ーく使っていくものだと思っている。Bellroyに限らず、革製のアイテムは長く使うと形や質感が少しずつ手に馴染んできて、愛着が湧いてくる。なのでたった1年かそこらが”長期”レポートになるのかは微妙だ。
特に安価なものを選ばない限り、財布は決して安くはない。今回紹介する財布は税込みで10800円だ。エルメスなどの高級ブランドと比べると安価ではあるものの、もし失敗したらと思うと安易な気持ちで買えない値段である。買ってみて自分に合わなかったらとても残念な気持ちにはなるが、勿体ないからといって自分に合わないものをずっと使い続けるのもストレスが溜まる。小さい財布に興味があるけれど、実際の使い心地ってどうなの？不便じゃない？みたいな人や、何か良い財布がないか探している人はぜひ読んでみてほしい。
購入したのが去年の2月なので厳密にはまだ1年経っていない。特に型崩れしたりはしていなものの、普段お尻ポケットに入れて生活していることもあって、角が少し丸まっているのが分かる。
薄さ
iPhone 7と並べてみたところ。さすがにiPhoneには負けるが、それでもかなり薄いことが分かる。パンツのお尻ポケットに入れてもほとんど形が浮き出ることもなく、またとても軽い。携帯性はバツグンである。
カード類の収納
開いてみたところ。前面のカードが入るスペースには普段よく使うクレジットカードを収納している。両方とも切り欠きが付いているので、カードを取り出す際にとてもスムーズだ。カードのキープ力だが、強すぎて出し入れしにくいということもなく、逆にスカスカして落ちやすいこともなく、絶妙な塩梅。
カード収納スペースの下側。こちらもカードを収納するスペースだが、それぞれ2, 3枚ずつ入るようになっている。自分の場合は免許証や健康保険証などの必ず持ち歩くものと、銀行のキャッシュカードなど。種類別に分けて左右に入れている。
紙幣やコインは？
こういった小さい財布に紙幣を入れる場合、少なくとも二つ折り以上しなければならない。なので紙幣を綺麗な状態で出したい人には向いていないといえる。また、コインを入れるスペースが存在しないので、コインは持ち歩かないことを前提とするか、別の入れ物に入れる必要がある。
まとめ
色々と制約が多そうなイメージだが、日常で使ってみると意外と大丈夫。コンビニやスーパーなどはほぼ例外なくキャッシュレス化が進んでいるので、それらのシーンでの支払いに困ることはそうそうない。
コンビニで支払う数百円ぐらい現金で支払えよみたいに思っている奴。お前みたいなのがいるから日本のキャッシュレス化は遅れてるんだ(唐突のキレ気味)。
工夫を要するのが旅行やデートなど、普段とは違う場所で行動する場合だ。これから行くレストランがキャッシュレスに対応しているか、など、事前の下調べを要することもある。紙幣を財布に忍ばせて(いつもより多めに！)おくことは大前提として、これを不便と感じるならばそれまでだ。しかし、スマホでササッと調べれば「クレジットカードが使えるか否か」など数分で確認できることだ。この手間よりも、より小さい財布で身軽に歩けるメリットのほうが大きい。もちろんどう考えるかは個人の価値観に大きく関わることだが。
